2004/08/26
帰り道にある古本屋さんに小夏さんはいらっしやいます。
体は白く、ちょっとだけ黒い斑があります。かなり前から見かけるので歳は十を越えてるかもしれません。
箱入りじゃないので店の外で見かけることが多いんですが、いつもキリリと何やらすまし顔。
たまに店の中に入ってきますが、本屋のご主人にも甘えるでもなく、やっぱりキリっと崩しません。
そして店内には「小夏はかまわれすぎるとベシッをします(爪出ます)」と注意書きが貼られてます。
動物のお医者さんのミケのような態度。ああ、これはきっと私の描く猫の一つの理想型です。
ネルは隙あらば甘えようと思ってるので、いつもコロコロコロコロ転がってくれてるんですが、
小夏さんの立ち振る舞いを思うと、もうちょいシャキッとならんもんかと脱力するのです。
とりあえず油断しすぎて目が垂れるのは、ネコにあるまじき姿なり。