2014/02/11
エレニの帰郷観てきました。すばらしく良かった。テオ・アンゲロプロスさんの映画で一番良かった。
ただ霧の中の風景ぐらい全然救いがない。パーティーがほぼ全滅した。
毎回、何かしら悔恨する人が出て来るんですが、いつになく妙な明るさとブニュエルのLのような狂気と、夢現のような表現、恋愛メインなので少し今までの作品と違う気がしたのですが、一つ前のエレニの旅を見てないのでその認識が間違ってるかも知れない。
永遠と一日も映画館に観に行ったんですが、あれもう15年も前なんですね。
数日前ジャミロクワイのVirtual Insanityがラジオでかかっててちょっと調べると18年前で驚いたんですが、
ユリシーズの瞳もそんぐらい前でした。ハーヴェイ・カイテルつながりでピアノレッスンが丁度20年前でした。1994年の2月12日公開です。光陰矢のごとしにもほどがある。
そして展覧会を2つはしご。ウォーホールはまあ外さないと思ってたので案の定すごく良かったのですが、
ラファエル前派が怪しいかなと思ってたらやっぱりこっちも予想通り案の定でした。
まあオフィーリアが見れただけでも行った価値がある。
ミレイさんはかなりうまいのですが、オフィーリアだけ別格にすばらしい。何故かしら。
ウォーホールが好きと言うとポップアート全般好きなのかと思われがちなのですが、
ウォーホール以外はむしろ苦手で、リキテンシュタインは江戸前・あ・めーりかんを思い出して笑いそうになるのです。語尾にくらっさーいがついて書き文字が英語になってしまうイメージなのです。