2009/11/12
ひょんなことから、スウェーデン人のインダストリデザイナー、
ダンさんと一緒にゴハン食べてお話する機会がありました(私は英語さっぱりなので、通訳してくれる人同席)
ダンさんはContour Designというところでずっとデザイナーやってたらしく(今はフリー)
日本でもなじみがあるのはiPodのケース。後、スウェーデンでは結構普及してるらしい、
キーボードと合体させる何かと、ボタンのいっぱいあるマウスみたいなコントローラー。
どうも日本が好きらしく(と言っても舞妓とか侍が好きな訳じゃない)
日本のデザイナー(深沢さん)とか無印が好きらしいのです。
お話してる途中で名刺いただきました。
(お会いすることになった経緯ははしょってますが、
そうゆう席じゃなかったのでもちろん私は持って行ってない。自営業として何かが欠落している)
定型じゃなくって紙がすごい厚かったので、お金かかってるなあ。と思ったんですが、
話を聞いてると何やら違います。
どうも薄い紙を2枚刷ってデザインボンドで厚い紙にはりあわせてるらしい。
プロに頼んだモノじゃないから恥ずかしいとか言ってたのですが、
全く貼りムラがないし、断裁面も綺麗。逆にコレ自分で作れるのは誇れるぐらいの出来。
インダストリアルデザイナーの器用さは格が違った。
私はハサミで紙を切ると100%斜めるぐらい不器用なので比べるのもおこがましいのですけど。
後、おもしろかったのは、これはデザイナーと名の付く職業の人、
全員が折り合いがなかなか難しいところですが、お客さんの妙な要求のお話。
こっちはお客さん(決定権持ってる人)だけなんですけど、
スウェーデンはどうも女性の力が強いらしく、何やら社長の奥さんとかが口出して来るらしいのです。
どう考えても最悪です。本当にry
それと、どうもスウェーデンの洗濯バサミはあんまり開かないらしく
(物干し竿じゃなく向こうはヒモがメインらしい)
日本の洗濯バサミ大絶賛、自国でも売れるんじゃないかと。
だが待って欲しい。ヒモだとそんなに開かなくても大丈夫じゃなかろうか。
実物を見た訳じゃないので(多分iPodのケースは実物目にしてる)質感とか分かりませんけど、
ダンさんのデザインはシンプルですごく好みな感じです。
DAN BRITSE DESIGN