2012/05/03
父は5人兄弟の末っ子で兄が3人いるのですが、
その内の一人のお兄さんが、何だか父にとても似ています。
容姿だけじゃなく性格というか雰囲気というかなんというかかんというか。
私は親戚付き合いを出来るだけ回避しようとして生きて来たので
あんまし会ったことはなかったりするのですが
(とても小さい頃に良くしてもらった記憶)
私が家を出るぐらいの頃、父と父の兄さんは喧嘩をして仲違いしてしまっていると。
話を聞くと想像通り父が悪かったので申し訳ないなと思いつつ、少し気にはなっていました。
今回父が亡くなり、弟が連絡を取ってくれたのですが、お花を出してくださいました。
そしてこの前の四十九日に私達三兄弟に手紙と父の写真や父のことが綴られた
広辞苑ぐらいの太さの本が送られてきました。
実際読むと父のことだけではなく、ご自身の自伝的な内容も多分に含まれたものだったのですが、
驚いたのは父と文体というか本の構成というか何から何までそっくりです。
趣味も似ていたのは知っていました、ただここまで似るものなのかと驚いたのですが、
文章量(スピード)はお兄さんの方が圧倒的です。
これをこの短期間で肉筆で書けるのはモノ書きでもむずいんじゃないのかって量です。
親戚一同、その期間と量に感心していると、思う所があったのか弟が
「自由に生きて死んだで良いかな?」と私にボソっとつぶやきました。
まだだまだ終わらんよ