2013/11/02
昔から結構文化の許容範囲が広くて、メジャーなもんでもマイナーなものでも良ければ何でも好きなんですが、結構な人が好きなのにやっぱりどうしてもあんまり好きじゃないものもあって、まあいきなり、つかみからえらい抽象的な話ですけど。
例えばマンガは大体好きです。ジャンプからガロ系までおもしろければ何でも好き。
映画はダメです。エンタメ系はアニメしか受け付けなくて、コテコテのハリウッド系が全くダメ。これは多分変わらない。
小説は基本古いものしか読んでません。これは最近の人でどれがおもしろいのかが良く分からないのと、そしてかなり質の高い作品でも読みきれてないので新しいものを貪欲に求めてもいない。
で本題の音楽の話なんですが、音楽は本当に幅広く、レゲエでもクラッシックでも和太鼓でも、良けれなんでもかんでも好きなんですが、最近、昔全く良く思わなかったダイナソーJrとかNUMBER GIRLとか良いなと思うようになりました。
はっきり自覚してるはオルタナ系に限らずですけど、ハードロックな匂いがする単調な感じなのはあんまし好きじゃない(なかった)んです。単調な感じでもパンクとかテクノな単調さは好きなんです。
これは歳とったことによる趣味嗜好の変化なのか、どうなのか。
ディープパープルはもう何か基本すぎて好きとか嫌いとかそうゆう感じじゃないのですが、毎回わからないのはレッドツェッペリン。音楽やってる人で好きな人が多くて、何枚か聞いてんですが、さっぱり良さがわからない。特にギターやってる人に好きな人が多い。ジミーペイジと気が合わないんだろうか。クラプトンはわりかしいけるのに。今だったら少し分かるんだろうか。
後、カートが絶賛するので何枚も挑戦したR.E.M.結構な枚数買ったのに1曲ぐらいしか響く曲なかった気がする。今だとどうなんだろう。ダイナソーJrに似てる感じもするからもしかするといけたりするのか。
日本の売れてるバンドはもう最後まで良さは分からないだろうなと思うのが多いので省くのですが、後外人さんで有名所だとオアシスはWonderwallのみ好きです。どちらかと言うとブラー派です。つーかブラーの初期はすごい良い曲多い。
スティングというかポリスは昔っから好きなんですが好きな絵本のように更に深く。若いときに作った曲だろうに渋すぎる。ピストルズ見ていけると思って、何でこんなことになったのか。本当にスティングは何なんだろう。アカデミックな感じの曲も作れるし、最近の新しい曲も日和った感じじゃない。
絵もかけて曲もつくれて小説もかけるとかマルチな感じの人に対して全くあこがれなく、自分も割りと器用な方なのでむしろかなり嫌悪感があります。不器用で一芸必殺の方がかっこいいに決まっておる。
同じ道で多種多様な顔を見せてくれる人には本当に感心します。これもマンガ家さんが多いんだけど、銀の匙の人とか本当に驚いた。オノナツメさんは何で時代劇ばっか書いてんだろうか、、、
昔、ウチの母親が「歳を重ねると演歌が心に響くようになるのよ」的なことを言ってましたが、サブちゃんの歌声は私の胸に響きませんでした。むしろチラシ寿司とか祭りとかアンコ椿とか、何か腹に響きそうな感じはします。
何でもそうなんですが、歳くって趣味嗜好の許容が広がることは、はたして良いことなのかどうなのか。
言っておいてなんですがチラシ寿司はあんまり好きじゃありません。